今マガジンでは2つの野球漫画が連載されています。
その作品はダイヤのAと巨人の星花形、そして今は何故かトッキュー!!でも野球をやっています。
'巨人の星'という巨大なバックボーンを背負って連載した花形でしたが、明らかに連載する雑誌を間違えてしまいました。
花形も一応見れるレベルなのですが、ダイヤのAがあまりにも面白すぎる所為でどうも浮かばれません。
ダイヤのAは強豪校でのチームメイトでありながら9つしかないポジションを奪い合う熾烈な争いや、
キャラの設定や掘り下げが本当に上手く出来ていて、どのキャラにも魅力を感じることが出来る。
練習以外での日常生活もリアリティがあり、作者が本当に野球を経験していないとここまで上手くは描けないと思います。
花形は「奴のアンダーはオーバーより速い」などと訳のわからない台詞を残したり、色々と意味不明です。
名前以外巨人の星っぽさの欠片もないので普通なら打ち切りコース一直線でもおかしくはありません。
要するに自分にとってはダイヤのAが最高だってことです。
普通にMAJORより面白いと思えるし、たとえ信者と言われようがなんだろうがこの気持ちは変わりません。
続きはマガジン感想。
といってもほとんどダイヤのAの感想みたいなもんなんですけどね。
先週は結城や伊佐敷が中学時代に手も足も出なかった財前直行と沢村の勝負が始まるところで終わりました。

財前はクリスの肩の故障を知っていたようですが、財前も足を故障していてクリスもそのことを知っていたようです。
怪我により絶望的な状況に立たされても、決して諦めようとしない財前の姿には本当に涙腺が緩みました。

味方からの応援もあり、普段は先週までの嫌なキャラではなく、チームメイトに慕われていたことが伺えます。

そしてクリスと財前の回想シーンに入りますが、長々とせずに要点だけしっかり纏められていて本当に上手。
あまりの構成の上手さに本当に泣きました。
財前とクリスも熱いですが、沢村も決して負けていません。
わずかな投球回で、少しでも成長した姿をクリスに見せることが出来るだろうか。
エースナンバーに一歩でも近づくことが出来たんだろうか。
しかし今はただ、最高のボールをクリスのミットに届けたい。
そして今、その強い気持ちを解き放つ・・・。

財前の描写も良かったですが、このコマも非常に秀逸。
本当に寺島先生はコマ割りと見開きの書き方が上手い。
この熱い展開に自分は思わず身震いをしてしまいました。
今までにも熱い展開はありましたが、今回はその中でも特に熱かった。
財前の怪我の事で相手校の監督が俯くシーンとか、チームメイトの声援。
そしてクリスと財前の回想、沢村の全力投球。
コミックスの売り上げも上々で、連載開始から1年も経っていないのに既にマガジンでの人気はトップクラス。
ダイヤのAは近い将来、間違いなく野球漫画の代表として君臨すると思います。
毎週毎週早く先が見たいと思わせてくれる、期待を裏切らない熱い展開を見せてくれる。
自分はそんなダイヤのAが大好きだ。