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仕立屋工房 Archive

創造性

巷ではメガマックというのが大流行らしいですね。
マックにしては値段は高いが、それ相応のボリュームがあるという事で試しに頼んでる人も多いそうです。
確かにボリュームはあるのですが、マックのハンバーガーをあの量ってのはキツイ気がします。

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・・・話題性を利用した詐欺商法?
どっちにしろ通常のハンバーガーを4個も食べれる人なんて居ないでしょうけどね。

そういえば、数日前からこのブログはスクエニ系列の漫画を応援するブログになりました。
基本的にマイナーながらも面白い作品がちょこちょこあるのでスクエニ系列の漫画は好きなんですよね。
しかもそんな面白い漫画を描く人が揃って新人だから実に素晴らしい。

今日はガンガンパワードで連載中の仕立屋工房-Artelier Collection-のお話。

仕立屋工房Artelier Collection 1 (1) 仕立屋工房Artelier Collection 1 (1)
日丘 円 (2005/03/22)
スクウェア・エニックス

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仕立屋工房-Artelier Collection-というタイトルだけに主人公の職業は仕立て屋、まあ簡単に言えば服屋ですね。
この世界には天選(マスターピース)という、まさしく神に選ばれたような特殊な能力を持った職人達の伝説があります。
例として主人公のマクモは作った服を着ると、何かしらの特殊能力を得ることが出来るようになるといった感じの天選です。

王道ながらオリジナリティ溢れる設定も多く、なかなか読み応えのある作品ですね。
機工魔術師と同様に、何かを作る漫画っていうのはあまり見られなく、独特の設定が多く非常に面白い。

冒頭でも言ったとおり主人公のマクモは天選なのですが、服を作る実力はまだまだ見習い。
ファッションセンスもとにかく絶望的で、とても伝説とされる天選とは似ても似つかないのですがそこが良い。
ポイントなのは天選だからと言って努力をしなくても超一流の天才とは違うというところ。
つまり天選≠天才で、選ばれた能力があるからと言って努力をしなくてもいいという訳ではありません。
努力をして自分自身の能力を高めていくという姿はやはり好感が持てます。

この漫画にはマクモの他に、キリク・オスレイルという主人公格がもう1人居ます。
マクモとキリクは別々の読み切り作品で主人公をやっていました。
連載に当たって読み切り版から設定の変更も多々見受けられます。

主人公のマクモは読み切り版では最初から王家御用達の仕立て屋で、一流の技術を持ってました。
最初から一流の技術を持っていた読み切り版より、努力をして自分自身を高めるという設定に変えたのは成功ですね。
この辺りが作品として成功した理由の1つなんじゃないかと思います。

一方のキリクは本編では大量殺人犯の犯人に仕立てられましたが、読み切り版では実際に人を殺してます。
読み切り版ではH×Hのゾルディック家のような殺人一家の子供で、自身もかなりの殺人能力を持っていました。
まあ、天選という人たちの物語ですから、この設定が変更されたのはよかったと思います。

こういう良い意味での路線変更が読み切り時代から見ていた俺の目に止まり、お気に入り作品の1つとなりました。

絵柄も特徴的で今流行っているような所謂萌え絵という奴とは違い、
キャラクターが可愛いのも萌えを狙っているわけでなく作者の実力によるものでしょう。
キャラの書き分けが上手く、全体的に読みやすいという絵柄はかなりの高ポイント。
見やすい絵、個性的なキャラクター、オリジナリティなど全体的に高いレベルで纏まってますね。

この作品は本誌での読み切り時代から人気がありながらパワードに左遷されたという経歴を持っています。
どうやら今のガンガンはジャンプ的な少年漫画をスローガンとしてそれを目指しているそうで、
そのスローガンにそぐわない作品は人気があろうとことごとく左遷させられているようです。

何故その対象が仕立屋工房になったのか皆目検討も付きませんが、
どっちかといえば円盤皇女ワるきゅーレを左遷するべきだったと思います。
この作品こそ真の少年漫画と胸を張って言えるほどの作品なのですけどね。
これを少年漫画と言わずに何を少年漫画というのか教えていただきたいものです。

こういった編集者の横暴は一体どうなのでしょう。
スローガンを目標とするのは構いませんが、だからって面白い作品を左遷するのは自分の首を絞めているようにしか見えません。
鋼の錬金術師なき後のことを考えたら積極的に期待株を売り出していくべきではないのでしょうか。

ガンガンパワードで連載ということで、他の作品に比べてより一層知名度が低い。
そういった経歴を持つだけに出来るだけ1人でも多くの人に見てもらいたい作品の1つです。

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