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かりん Archive

ファントムブラッド

かりん面白すぎる。
昨日年が明けるまでには全巻揃えるかもとか言ってたけど、まさか翌日全巻買うとは思わなかった。
風邪で本来の予定が潰れたから暇つぶしに本屋行ったら目に入ったから・・・

自宅に帰ってからはずっと読み耽ってました。
ようつべにアニメもあるみたいだし、明日にでも見てみようかなぁ。

今まで読んだラブコメの中でも最高峰の部類に入るかもしれん。
単調な様で奥が深い。題材はシリアスだがコメディの部分も上手く使い分けれててグッド。

雨水家が母子家庭の事情、生きてることを否定されてきた辛さ、ヒューマンとヴァンパイアとの種族の違いという大きな壁。
色々と考えさせられる部分もあって、純愛やコメディも楽しめて、色々な意味で至高の作品。

コミックスの隙間の時間を補完している小説も気になるな。
お年玉とか手に入ったら音速でそれも買いそうな気がする。

2006年最後に出会った作品は、締めを飾るに相応しい作品だった。
この漫画に出逢えて本当に良かった。

吸血鬼?供血鬼?増血鬼!

今日は前々から気になってた漫画を買ってきました。

かりん (1) かりん (1)
影崎 由那 (2003/09)
角川書店
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かりんという漫画なのですが、俺はこの漫画が連載されているドラゴンエイジという雑誌すら知りませんでした。
何故俺がこの漫画に目を付けたかというと、店頭でたまたま見つけて興味を惹かれたのと、ネット上での評価が良かったから。
1冊560円と値段が高めなのでなかなか購入に至れませんでしたが、
年末年始は資金がたくさん入ってくるということで購入に踏み切りました。

■概要
丘の上の洋館に住む一家の長女、真紅 果林(まあか かりん)は一見ごく普通の女子高生だが、誰にも言えない秘密があった。
その秘密とは、彼女の一家が吸血鬼だということ。
果林はその中でも異端で、供血のために人間に噛み付いて血を分け与えなければ鼻血を噴いて倒れてしまうという増血鬼。
太陽もニンニクも平気で、コウモリも操れなければ人間の記憶を操作することも出来ないという所謂落ちこぼれの果林。
そんな果林の学校に転校生の雨水がやってきて大騒動が巻き起こることに・・・

この作品は吸血鬼に関する設定が他の作品とはちょっと違います。
・生まれたときは吸血鬼ではなく、ある程度の期間が経過してから覚醒して吸血鬼へと化す。
・吸血鬼にはそれぞれ血の嗜好があり、嗜好の血を吸うと吸われた人間のその要素が一緒に吸収される。
・ニンニクは魔除けの意味で苦手なのではなく、吸血鬼は人間より嗅覚が優れているので苦手。

その中でも果林は異端の存在であり、太陽やニンニクや十字架や流水も平気で、コウモリも操れなければ記憶操作も出来ない。
「嗜好の人間が近づくと血が増える」という点以外は普通の人間と全く変わりません。

ただ、果林は自分で人間の記憶操作が出来ないため、妹に協力してもらわなければ増えた血を分け与えることが出来ない。
果林は吸血鬼として落ちこぼれな自分にコンプレックスを抱えている。

「落ちこぼれ」という点から、一見シリアスで暗い物語を連想させますが、読んでみると全然そんなことはありません。
コミカルな学園生活と「増血」という設定がそんな暗い雰囲気を感じさせず、楽しく読むことが出来ます。

血を吸うのではなく、血を分け与えなければならないという斬新な設定にも一目置かなければなりませんが、
何よりドジっ娘で恥ずかしがり屋な果林と、貧乏苦学生の雨水との絡みに注目しなければならない。

果林は嗜好に合った雨水と一緒に居ると増血の進行が早くなってしまうために雨水を避けようとするが、
自分の一家が吸血鬼であり、自分がその異端の増血鬼であることがバレても普通に接してくれる雨水に惹かれるようになる。

候補が何人も居る設定のラブコメだと読んでて疲れることもありますが、この漫画は一本線なのでそんなことはありません。
王道の中の王道って言えばいいのでしょうか。こういう漫画は読んでて飽きない。

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本人もそれっぽい状況を理解し、それを否定しようとしているようですが、
そんな思いも関係なく物語は進行していきます。

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この漫画の最大の見所である増血による鼻血は、実際に目の当たりにするとこうなります。
この鼻血を人知れず処理した雨水曰く、「殺害現場を始末している気分だった。」

学園生活といえばテストが付き物ですが、果林はあまり成績がよろしくありません。

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友人に苗字である「真紅」をネタにされるほどの成績。
まるで俺自身の成績を見ているようで心が痛くなります。
一方の雨水は、バイトにかなりの時間を割いているにもかかわらず、努力家なので成績は優秀。

しかしそんな彼にもコンプレックスがあります。

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そのコンプレックスとは、チンピラを眼力で追い返せるほどの三白眼による目つきの悪さ。
こういう場面では役に立つかもしれませんが、一般的にはあまり良く思われません。

目つきが悪くても、親思いで努力家で弱い者に優しい雨水は、所謂カッコいい男の部類に入るんでしょう。
俺もそんな男になりたいものですが、如何せん現実はそんなに甘くないです。

そんなこんなで購入して正解だったと思う作品です。
まだ全巻揃えてる訳ではないですが、年が明けるまでには全巻持ってそうな自分が怖い。

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